大きめのホクロやあざを完全除去。丁寧な縫合で傷痕を最小限に
外科的切除法とは、ホクロやあざ、イボなどを周辺組織から切り取って除去する方法です。電気メスでの切除だと赤みや色素沈着が残るリスクがある部位(直径約6mm以上)に適した治療法です。
※ウイルス性のイボの場合は再発する可能性が残るため、別の治療をお勧めしています。
切除縫縮法
形状にもよりますが、手術時間は約1時間ほどです。一般的な形状のホクロの場合、ホクロの周りの組織を紡錘形(木の葉のような形)に切除します。表面に見えるホクロだけでなく周囲から切除することによりホクロ、イボの再発リスクを防ぐことが出来ます。切除後、切り取った箇所を縫合してライン状の縫合痕が残りますが、時間と共に薄くなり目立たなくなっていきます。
切除縫縮法では縫合の過程で皮膚の柔らかさ、弾力、厚さを考慮し、皮膚を縫い寄せ縫合します。ここで処置が皮膚が引っ張られた状態で処置を行うと傷痕が残ったり、縫い始めと縫い終わりの端が隆起したドッグイヤーと呼ばれる縫合のトラブルが起こる恐れがあります。
当院では形成外科、美容外科での経験と実績豊富な医師が痕が残らないように一人ひとりに適した縫合を行います。
切除後のアフターケア
術後はきれいに傷痕を完治させるために患部に医療用テープを貼ります。テープを貼ることにより紫外線による色素沈着や傷口への細菌感染、傷口の乾燥による自己治癒能力の低下を防ぐことが出来ます。抜糸後は保護テープなどを処方させて頂いた上で、看護師がケア方法の詳細を説明致します。経過の必要によっては美白剤・保湿剤などを処方することがあります。
施術の流れ
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カウンセリング
皮膚とホクロの状態を診断します。
色々な疑問や質問に患者さまがご納得していただくまで丁寧にお答え致します。 -
当日
消毒後、局部麻酔を行い、切除・縫合後に縫合痕をテープで保護します。
当日傷痕は濡らさないように気をつけて頂きます。入浴は可能です。 -
抜糸
手術から約1週間後に抜糸を行います。抜糸後も保護テープを継続して使用して頂きます。
経過観察の為、1ヶ月ほどは来院して頂く場合がございます。
術後の注意
- 切除を行った部位は抜糸までの間、処方された軟膏を塗布し、ガーゼやテープ等で保護をして頂きます。
- 抜糸が終わるまでは、傷口へのメイクは避けて下さい。
- 切除を行った部位の赤みの程度は個人差がありますが、最低3〜6ヶ月かけて徐々に目立たなくなります。
- 赤みを伴っている間、日焼け止めクリームなどを使って紫外線対策を行って下さい。
施術について
施術時間 | 約60分(麻酔時間含む) |
施術中の痛み | 局所麻酔を使用するので、痛みはありません。 |
洗顔・洗髪 | 手術部位により異なる |
シャワー | 手術部位により異なる |
入浴 | 手術部位により異なる |
このような方にオススメ
- 突出したホクロが衣服で擦れて痛い
- 盛り上がったホクロを誤って引っ掻いてしまう
- メイクをしてもホクロ/あざが隠れず自信が持てない
- ホクロ/あざが目立つ場所にあって気になる
- 根本的なホクロ治療を行いたい
料金
1ミリ四方 | ¥16,500 |