数あるスタイリング剤の中でも、アレンジの自由度の高さから人気を集めるヘアワックス。モテに欠かせない清潔感が出せることも魅力のひとつです。
しかし、その使い方を誤ると髪にダメージを与えてしまうことはご存じでしょうか?また、はげの原因にもなりかねません。また、はげの原因にもなりかねません。
そこで今回は、毎日使うワックスとの「正しい付き合い方」をご紹介します。
目次
ヘアワックスではげる2つの原因
ここではヘアワックスなどの整髪料が髪や頭皮にどういった影響を及ぼすのか?なぜハゲを引き起こす原因となる可能性があるのか?について解説します。
ヘアワックスでハゲる原因①【毛穴のつまり】
ワックスが頭皮に付着することで毛穴をふさいでしまい、健全な毛髪の成長を邪魔してしまうこともあります。
また、整髪料を使用することで髪の毛が粘着力を増し、ゴミやホコリといった不純物が髪の毛に付着します。
こういった不純物が毛穴にまで達することで、毛穴がつまったり、スタイリング剤自体が毛穴を覆ってしまうといったことが考えられます。
毛穴がつまることで、毛根の先端にある毛細血管の働きが鈍くなり、髪の毛に栄養が十分に行き渡らなくなり、抜け毛へと繋がります。
さらに、地肌についたワックスはアレルギー反応を引き起こすこともあるなど、頭皮環境にとっては決して好ましくない部分があることも事実です。
ヘアワックスでハゲる原因②【ヘアワックスの成分(合成界面活性剤)】
そもそもワックスとは、ロウ状になっている物質の総称のことです。
整髪料メーカーはさまざまな商品をリリースしており、クリーム状のものから泥状のものまで種類は多岐にわたります。
これらの商品に共通しているのは、セットしやすいように髪を柔らかくする「界面活性剤」が含まれている点です。
この界面活性剤には「天然由来」「石鹸系」「脂肪酸エステル系」「アミノ酸系」「アルコール系」「石油系」があり、このうち天然由来以外のものを「合成界面活性剤」といいます。
ヘアワックスやジェルには合成界面活性剤といった成分が含まれます。
この成分は水と油をくっつける性質があり、ヘアワックスやジェルをクリーム状に保つために必要な成分です。
しかし、この合成界面活性剤ですが、髪の毛の主成分でもあるタンパク質に、ダメージを与え破壊してしまうといった働きがあります。
これによって枝毛や細い髪、抜け毛の要因となることも考えられます。
ヘアワックスでハゲないための対策
正しくワックスを使うために心掛けるべきポイントはそう多くありません。ここではヘアワックスで、はげないための正しい付き合い方について解説します。
ヘアワックスでハゲないための対策①【地肌につけない】
ヘアワックスは髪型を整えるための便利なアイテムですが、地肌への影響については注意が必要です。重要なポイントのひとつが、「地肌につけない」ということです。
ワックスが地肌に直接付着すると、毛穴に詰まりやすくなります。この状態が続くと、頭皮の環境が悪化し、皮脂の過剰分泌や炎症を引き起こす可能性があります。結果として、毛根に悪影響を与え、薄毛や抜け毛を招く恐れがあるため、地肌への付着を避けることが大切です。
使用時には、まず手のひらに適量を取り、両手でよく伸ばしてから髪の中間から毛先に向かってつけるようにしましょう。地肌付近には直接つけず、指先を使ってスタイリングすることで、地肌へのダメージを防ぐことができます。また、使用後はしっかりとシャンプーで洗い流し、毛穴にワックスが残らないようにすることも重要です。
さらに、頭皮の健康を保つためには、普段からのケアも欠かせません。定期的に頭皮をマッサージして血行を促し、栄養バランスの取れた食事を心がけることで、健康な髪の成長をサポートできます。
ヘアワックスでハゲる原因②【ヘアワックスの成分(合成界面活性剤)】
そもそもワックスとは、ロウ状になっている物質の総称のことです。
整髪料メーカーはさまざまな商品をリリースしており、クリーム状のものから泥状のものまで種類は多岐にわたります。
これらの商品に共通しているのは、セットしやすいように髪を柔らかくする「界面活性剤」が含まれている点です。
この界面活性剤には「天然由来」「石鹸系」「脂肪酸エステル系」「アミノ酸系」「アルコール系」「石油系」があり、このうち天然由来以外のものを「合成界面活性剤」といいます。
ヘアワックスやジェルには合成界面活性剤といった成分が含まれます。
この成分は水と油をくっつける性質があり、ヘアワックスやジェルをクリーム状に保つために必要な成分です。
しかし、この合成界面活性剤ですが、髪の毛の主成分でもあるタンパク質に、ダメージを与え破壊してしまうといった働きがあります。
これによって枝毛や細い髪、抜け毛の要因となることも考えられます。
ヘアワックスでハゲないための対策
正しくワックスを使うために心掛けるべきポイントはそう多くありません。ここではヘアワックスで、はげないための正しい付き合い方について解説します。
ヘアワックスでハゲないための対策①【地肌につけない】
合成界面活性剤を使っている商品の場合、できるだけ地肌に付着させないよう、髪だけにワックスをつけるようにします。
ヘアワックスなどの整髪料が地肌に付くことで頭皮の毛穴を覆ってしまい、抜け毛の要因となります。
ワックスを両手に満遍なくなじませたあと、毛先に向かって揉むようにつけるのがポイントです。
ヘアワックスでハゲないための対策②【付けすぎない】
ムースやジェルなどを長く使っていた人にありがちなのが、必要以上につけてしまうことです。
ワックスは少量でも十分スタイリング効果があるものですから、「かっこいい髪形にしたい」とはやる気持ちを抑え、ごく少量を取るようにしてください。
ヘアワックスの付けすぎは、合成界面活性剤の量が多くなることであり、タンパク質にダメージも大きくなります。また、毛穴を覆うリスクも高まります。
髪の量にもよりますが、小豆1粒くらいが適量です。
また、ヘアワックスの使用量を減らすコツとしては、ドライヤーでのセットでしっかりとベースを作ることで、ヘアワックスの量を減らしてでもしっかりとスタイリングすることが可能です。
ヘアワックスでハゲないための対策③【つけっぱなしにしない】
せっかく髪だけにワックスをつけても、そのまま眠ってしまうと頭皮に合成界面活性剤が付着してしまいます。
すると、たんぱく質が壊されるだけではなく雑菌も繁殖してしまうので、ワックスをつけたままの睡眠は厳禁です。
ヘアワックスでハゲないための対策④【たまに休ませる】
休みの日などはワックスをつけず、髪にも休憩を与えましょう。
ヘアワックスでハゲないための対策⑤【オーガニックのヘアワックスを使用する】
オーガニックのヘアワックスであれば、合成界面活性剤のような化学合成成分が含まれていないため、頭皮にも優しいです。
美容院や化粧品店などの一部の店舗では入手が可能です。
ヘアワックスではげないためには洗いすぎなことも重要
「きれいにシャンプーで洗い流せば問題ないのでは?」と思われるかもしれませんが、実はそこにも落とし穴が潜んでいます。
実際、ワックスでスタイリングした髪はベトッとしていることが多いため、大量のシャンプーを使って強めに洗髪してしまいがちです。
すると、頭皮から必要以上に油分が失われて乾燥状態に陥ったり、頭皮を傷付けてしまうことで頭皮環境が悪化し、脱毛を促してしまいます。
「ワックスを使うとハゲる」という噂を聞いたことがあるかもしれませんが、まったく根も葉もない噂というわけではなく、こういった背景があるのです。
それでも、ワックスにはほかのスタイリング剤にはない魅力があるため、簡単には手放したくないという人も多いでしょう。
そこで重要なのが「正しい使い方」と「正しい洗髪法」をマスターすることです。
ワックスを落とすための正しい洗髪法
洗髪時に最も気をつけるべきことは、「洗いすぎない」ということです。
べとつくワックスを洗い流すため、2回、3回とシャンプーをしてしまう人もいますが、基本は1回だけと考えましょう。
ヘアワックスを落とすコツとしては、シャンプー前にぬるま湯でしっかりすすぎましょう。シャンプー前にしっかりと落とすことで、一度のシャンプーでも頭皮の汚れは落とすことができます。
どうしても2回シャンプーをしたいときは、1回目はワックスを落とすためだけ、2回目は頭皮を洗うという目的で洗髪しましょう。
また、シャンプー前に髪にリンスをつけ、ワックスとリンスが混ざったところでシャンプーを使うと落ちやすくなります。いずれの場合もすすぎは十分すぎるくらい、しっかり行うことをおすすめします。
はげる原因はヘアワックス以外にもたくさんある
日本男性の30%は薄毛(男性型脱毛症)と言われています。
そのため、ヘアワックスを付けてこなかったからハゲないといったことではありません。
ハゲる要因には、生活習慣やストレス、遺伝といったこともあります。
ただし、最近ではハゲは治療すれば改善される症状となっています。
そのため、抜け毛や薄毛が気になったら先ずはAGAクリニックなどに相談してみてください。
薄毛などの症状は、治療が早ければ早いほど効果も大きく改善も期待できます。