AGAについて現役医師が徹底的に解説します | AGA治療専門「男たちの美容外科」(福岡・広島)

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AGAについて現役医師が徹底的に解説します

「最近抜け毛が増えた」「生え際が後退してきた」「頭頂部の地肌が目立つ」と感じている場合、AGA(男性型脱毛症)の可能性があります。AGAは成人男性に多くみられる進行性の脱毛症で、主に生え際や頭頂部から薄毛が進行します。ただし、薄毛や抜け毛の原因がすべてAGAとは限らず、円形脱毛症や頭皮疾患など別の原因が隠れている場合もあります。

本記事では、AGAの原因や初期症状、セルフチェックのポイント、フィナステリド・デュタステリド・ミノキシジルなどの治療薬、治療費用、自分でできる対策まで現役医師の視点から詳しく解説します。

AGA(男性型脱毛症)とは?AGAの特徴

AGAの特徴

AGA(男性型脱毛症)は、生え際や頭頂部を中心に薄毛が徐々に進行していく脱毛症です。代表的な特徴として、額の左右から生え際が後退する「M字型」や、頭頂部が薄くなる「O字型」、前頭部全体が後退するタイプなどがあり、複数のパターンが同時に進行する場合もあります。

AGAでは、男性ホルモンの一種であるDHT(ジヒドロテストステロン)が毛包に作用し、髪の成長期(ヘアサイクル)を短縮させることが薄毛の進行に関係しています。その結果、髪が十分に成長する前に抜けるようになり、細く短い毛が増える「軟毛化」がみられるようになります。

また、AGAは一時的な抜け毛とは異なり、自然に改善しにくい進行性の脱毛症であることも大きな特徴です。「生え際が以前より後退した」「頭頂部の地肌が目立つ」「細い髪や短い髪が増えた」と感じる場合は、AGAの可能性があります。

AGAの初期症状

AGAの初期症状は抜け毛が増えるとともに髪が細くなっていきます。

AGAの初期症状には、生え際の後退や頭頂部の薄毛、髪の毛の細毛化、抜け毛の増加などがあります。AGAは徐々に進行する脱毛症のため、初期段階では変化に気づきにくく、知らないうちに薄毛が進行している場合があります。

特に注意したいのは、額の生え際がM字型に後退する、つむじ周辺の地肌が透けて見える、髪の毛が以前より細く短くなるといった変化です。また、髪のボリュームが減ったり、ヘアセットがしにくくなったりすることも、AGAの初期症状として見られます。

AGAの主な原因は、男性ホルモンの一種であるDHT(ジヒドロテストステロン)の影響によって、髪の成長期が短縮されることです。その結果、髪の毛が十分に成長する前に抜け落ち、徐々に薄毛が目立つようになります。

AGAの原因

関連情報:AGAの原因から自宅でできる最新対策まで徹底解説

DHT(ジヒドロテストステロン)の影響

AGAの主な原因のひとつが、男性ホルモンの一種であるDHT(ジヒドロテストステロン)の影響です。DHTは、男性ホルモンのテストステロンが「5αリダクターゼ」という酵素の働きによって変換されることで生成されます。このDHTが毛乳頭細胞にある男性ホルモン受容体に結合すると、髪の成長を妨げる作用が生じ、AGAによる抜け毛や薄毛が進行すると考えられています。

通常、髪の毛は「成長期・退行期・休止期」というヘアサイクルを繰り返しています。しかし、DHTの影響を受けると髪の成長期が短くなり、十分に太く長く成長する前に抜け落ちてしまいます。 この状態が繰り返されることで、髪が徐々に細く短くなり、M字型の生え際の後退や頭頂部の薄毛が目立つようになります。

AGAは進行性の脱毛症であるため、早期発見・早期治療が重要です。 生え際の後退や頭頂部の薄毛、髪の細毛化が気になる場合は、医療機関で原因を確認し、自分の症状に合った適切なAGA治療を検討しましょう。

AGAと遺伝の関係

AGAは遺伝だけが原因ではありません。


 AGAは、遺伝が発症に関わる主な要因のひとつとされています。特に、男性ホルモンの一種であるDHT(ジヒドロテストステロン)の影響を受けやすい体質は遺伝することがあり、父親や祖父、母方の親族に薄毛の方がいる場合は、AGAを発症するリスクが高くなると考えられています。ただし、遺伝だけで必ずAGAになるわけではありません。

AGAの発症には遺伝的な体質に加えて、加齢や生活習慣、ストレス、睡眠不足、食生活の乱れなども影響します。そのため、遺伝的な要因があっても、すべての人が同じように薄毛になるとは限らず、進行のスピードや症状には個人差があります。

 「家族に薄毛の人がいる」「最近、生え際や頭頂部が気になり始めた」という方は、早めにAGA専門クリニックで相談することが大切です。

生活習慣やストレスはAGAの原因になる?

睡眠不足や偏った食生活、ストレスなどの生活習慣が、AGAの直接的な原因になるわけではありません。AGAの主な原因は、DHTの作用や遺伝的な体質です。しかし、栄養不足や睡眠不足、過度なストレスなどが続くと、髪や頭皮の健康状態に悪影響を与える可能性があります。例えば、偏った食生活によって髪の成長に必要なたんぱく質や亜鉛、鉄分などが不足すると、健康な髪を維持しにくくなることがあります。そのため、AGA対策では治療だけでなく、バランスの良い食事や十分な睡眠、適度な運動など、生活習慣を整えることも大切です。

AGAを薬で治療する方法

ミノキシジルの効果と副作用

AGA治療薬のマイティアップ(ミノキシジル・フィナステリド)に含まれるミノキシジル成分は適度な使用で増毛促進効果があります。

ミノキシジルは、AGAの発毛を促す代表的な治療成分です。毛包に働きかけて毛髪の成長期を延長し、細く短くなった髪を太く長く成長させる効果が期待できます。国内ではミノキシジル外用薬が発毛剤として承認されており、継続して使用することが重要です。

一方、副作用として、外用薬では頭皮のかゆみ・赤み・かぶれ・発疹などがみられることがあります。また、使用開始後に一時的に抜け毛が増える「初期脱毛」が起こる場合もあります。ミノキシジル内服薬はAGA治療目的では国内未承認であり、動悸やむくみ、多毛症、血圧への影響など全身性の副作用にも注意が必要です。

ミノキシジルの効果や副作用には個人差があります。自己判断で使用量を増やしたり中止したりせず、用法・用量を守り、異常を感じた場合は医師や薬剤師へ相談することが大切です。

関連情報:ミノキシジル成分を含んだAGA治療薬「マイティアップ」  男たちの美容外科

フィナステリドの効果と副作用

フィナステリドの効果はAGAの原因を抑制する

薄毛の進行を抑制するフィナステリド内服薬はAGA治療薬として効果的です。

フィナステリドは、AGAの進行を抑える代表的な治療薬です。AGAの発症には、男性ホルモンのテストステロンから作られるDHT(ジヒドロテストステロン)が深く関係しています。DHTが毛包に作用すると髪の成長期が短くなり、髪が十分に太く長く育つ前に抜けやすくなります。フィナステリドは、テストステロンをDHTへ変換する**「5αリダクターゼⅡ型」を阻害し、DHTの生成を抑える**ことで、AGAによる抜け毛の進行を抑制します。その結果、乱れたヘアサイクルを正常な状態へ近づけ、現在ある髪を維持しやすくする効果が期待できます。

デュタステリドの効果と副作用

デュタステリドの効果はAGAの原因物質を抑制できる

AGA治療薬のデュタステリドもフィナステリド同様の効果が期待できます。

デュタステリドは、AGA(男性型脱毛症)の原因に関係するDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑え、薄毛の進行を抑制する治療薬です。AGAでは、男性ホルモンのテストステロンが「5αリダクターゼ」という酵素によってDHTに変換され、このDHTが毛包に作用することで髪の成長期が短くなります。

デュタステリドの特徴は、5αリダクターゼのⅠ型・Ⅱ型の両方を阻害することです。DHTの生成を抑えることで乱れたヘアサイクルを正常な状態へ近づけ、抜け毛の進行を抑えるとともに、細く短くなった髪の成長を改善する効果が期待できます。

AGAに対する市販薬のメリット、デメリット

AGA対策として、市販薬を検討する男性は少なくありません。市販薬の最大のメリットは、医療機関を受診せずに手軽に始められる点です。ドラッグストアや通販で購入でき、費用も比較的抑えやすいため、初期段階のケアとして取り入れやすいでしょう。一方でデメリットも存在します。効果が穏やかな場合が多く、進行したAGAには十分な改善が見込めないことがあります。また、自分の症状に合っていない成分を選んでしまうリスクもあります。市販薬はあくまで選択肢の一つと捉え、必要に応じて専門家の意見を取り入れることが大切です。

AGA治療で通院する場合のメリットとデメリット

AGA治療をクリニックで行うには費用がかかりますが確実な効果が期待できます。

通院した方が症状に合ったAGA治療を受けられる

AGAは、生え際の後退や頭頂部の薄毛、髪の細毛化など、人によって症状や進行度が異なります。そのため、自分の症状に合ったAGA治療を受けたい場合は、医療機関へ通院して医師の診察を受けることが大切です。

通院によるAGA治療では、医師が頭皮や毛髪の状態、薄毛の進行度、既往歴、服用中の薬などを確認したうえで、治療方法を検討します。AGA治療薬には、DHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑えるフィナステリドやデュタステリド、発毛を促すミノキシジル外用薬などがあり、症状や治療目的に応じて選択されます。

また、定期的に通院することで、治療効果や副作用の有無を確認しながら治療内容を見直せることもメリットです。

通院した場合のデメリットは費用

AGAの治療を通院で行う場合、医師による診察や経過観察を受けられるメリットがある一方で、費用面がデメリットになることがあります。

AGA治療は自由診療で行われることが多く、公的医療保険の適用外となるのが一般的です。そのため、治療薬の費用に加えて、診察料や検査費用などが発生する場合があります。また、AGAは継続的な治療が必要となるため、長期間治療を続けることで費用負担が大きくなることもあります。

さらに、通院に伴う交通費や移動時間も考慮する必要があります。特に、自宅や職場からクリニックまで距離がある場合は、治療費以外の負担も増える可能性があります。

 AGA治療にかかる費用

AGA治療にかかる費用は、治療方法や使用する薬、通院頻度、治療期間によって異なります。一般的なAGA治療では、フィナステリドやデュタステリドなどの内服薬、ミノキシジル外用薬などが使用され、症状や進行度に応じて複数の治療を組み合わせる場合もあります。

AGA治療は原則として自由診療となるため、健康保険は適用されず、費用は医療機関によって異なります。薬代のほかに、初診料・再診料・血液検査などの費用が必要になるケースもあるため、月々の薬代だけでなく、治療にかかる総額を確認することが大切です。また、注入治療や自毛植毛などを選択すると、内服薬や外用薬のみの場合と比べて費用が高くなる傾向があります。

AGAは進行するため、治療できるが完治は難しい

AGAは進行性の脱毛症であり、治療によって抜け毛の進行を抑えたり、発毛を促したりすることは期待できますが、完全に治して治療が不要になる「完治」は難しいとされています。そのため、AGA治療では症状を継続的にコントロールするという考え方が重要です。

治療によって薄毛が改善しても、自己判断でAGA治療薬の使用を中止すると、再び抜け毛や薄毛が進行する可能性があります。AGAは早期に治療を始め、医師と相談しながら継続的に管理することが大切です。生え際の後退やつむじの薄毛などが気になり始めたら、早めに医療機関へ相談しましょう。

自分でできるAGAの予防・対策

まずは食生活を見直してAGAを予防しよう

AGAの予防策として食生活を正すことは大切です。

自分でできるAGA対策のひとつとして、栄養バランスの良い食生活を心がけることが挙げられます。髪の毛の主成分は「ケラチン」というタンパク質で構成されており、健康な髪を維持するためには、日々の食事から必要な栄養素を十分に摂取することが大切です。

特に意識したい栄養素は、タンパク質・亜鉛・鉄・ビタミンB群・ビタミンEなどです。タンパク質は髪の材料となり、亜鉛はタンパク質の合成をサポートします。また、鉄は全身への酸素の運搬に関わり、ビタミン類は健康な髪や頭皮を維持するうえで重要な役割を果たします。肉・魚・卵・大豆製品・緑黄色野菜・ナッツ類などをバランスよく取り入れましょう。

一方、過度なダイエットや偏った食生活によって栄養不足が続くと、抜け毛や髪の細毛化につながる可能性があります。ただし、食生活の改善だけでAGA(男性型脱毛症)の進行を止めたり、発毛させたりすることは難しいとされています。

関連情報:AGA対策!髪の毛に良い食事のとり方とおすすめメニュー

AGAは自力で治せるのか

AGAは進行性の脱毛症であり、食事や睡眠などの生活習慣の改善だけで治すことは難しいとされています。 AGAの主な原因は、男性ホルモンの一種であるDHT(ジヒドロテストステロン)の影響によって、髪の成長期が短くなることです。そのため、セルフケアだけではAGAの根本的な原因に十分対処できません。

栄養バランスの取れた食事や十分な睡眠、適切な頭皮ケアは、健康な髪を維持するうえで重要ですが、AGAの進行を止める効果が証明されているわけではありません。

AGAの進行を抑え、薄毛の改善を目指すには、医学的根拠に基づいた治療が重要です。 代表的な治療薬には、抜け毛の進行を抑えるフィナステリドやデュタステリド、発毛を促進するミノキシジルなどがあります。

AGAの治療は何歳から始めればいいのか

AGAの治療は、年齢に関係なく、薄毛や抜け毛の初期症状に気づいた段階で医師に相談することが重要です。 AGAは20代から発症することもあり、年齢を重ねるにつれて徐々に進行する特徴があります。

特に、生え際の後退や頭頂部の薄毛、髪の毛が細く短くなるなどの症状が現れた場合は、早めにAGA専門クリニックを受診することをおすすめします。AGAは進行性の脱毛症のため、早期に治療を開始することで、抜け毛の進行を抑え、現在の毛髪を維持できる可能性が高まります。

治療できる病院

この記事を監修した人

宮部 崇(みやべ たかし)医師

宮部 崇 写真

日本麻酔学会 専門医/日本臨床麻酔学会 会員/日本医療毛髪再生 研究医/日本抗加齢医学会 会員

1999年 佐賀医科大学卒業。麻酔科医の傍ら、積極的に美容医療へも携わり知識と経験を蓄積。2006年男たちの美容外科・ドーズ美容外科総院長に就任。2014年に医療法人一之会を設立し、理事長に就任。薄毛の種類を見極め、患者様に最適な治療法を提案。最先端の薄毛治療から再生医療まで常に新しい治療に興味を向け、男性専門の発毛治療の普及に尽力。

宮部 崇 プロフィール

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