AGA対策!髪の毛に良い食事のとり方とおすすめメニュー
薄毛に悩む人は、育毛剤をはじめ、内服薬や外用薬といった薬、シャンプーなどの髪に直接影響する物ばかりに目を奪われがちです。
もちろん、それらは発毛を促してくれるものかもしれません。しかし、1日3回の食事をおろそかにしていると、改善スピードは遅れ、AGAはどんどん進行してしまいます。
薄毛の症状がはっきりしている方は、1回1回の食事を漫然と食べるのではなく、薄毛に良い食べ物を、正しい食べ方でとるようにしてください。
目次
AGA対策と食事の関係とは
最初にお伝えしておきますが、「これを食べれば髪の毛が生える」と認められている食材は、今のところ存在しません。
ただ、AGAはさまざまな要因で引き起こされるということはわかっています(例えば、遺伝や頭皮環境の悪化など)。頭皮環境が悪化する原因はそれこそ無数に存在しますが、栄養状態の悪化もそのひとつです。
ちなみに、髪の毛が生えるのは細胞分裂の結果です。栄養素が不足していると、細胞が分裂するエネルギーが不足してしまいますし、油分のとりすぎは皮脂の分泌を盛んにするため、いずれも髪の成長に関わってきます。食事の改善は、AGAの症状緩和(改善)に
間接的に関わっているという認識を持つことが重要といえるでしょう。
AGA対策にベターな食事のとり方とは?
では、どんなことを意識して食事をすれば良いでしょうか?
まず挙げられるのが、「好きな物ばかりを食べない」ということです。社会人になって
親元を出ると、献立を考えてくれる人がいなくなります。収入が増えることで自分が食べたい物を思う存分食べられるようになるため、ますます栄養は偏りがちになるでしょう。
連日、同じメニューが続いているという方は、ご飯や麺類、パンといった主食、肉や魚といった主菜の組み合わせを少しずつ変えて、メニューのバリエーションを増やすことを心掛けてください。
もちろん、野菜やきのこ類といった副菜も忘れてはいけません。
次に意識したいのが、不規則な食生活にならないようにすることです。仕事が忙しいからと食事を抜いたり、深夜に食事をしたり、常におやつを食べていたり…。
1日3食、毎日できるだけ同じ時間帯に食べ、間食をする場合は1日1回、決めた時間だけにしましょう。このとき、食品添加物や糖分、油分が多い食事は、できるだけ避けることも大切です。
おいしい食事をとることは、人間が生きていく上で重要な要素のひとつです。メニューや時間帯にあまり神経質になると、逆にストレスになってしまうかもしれません。
しかし、正しい食事内容と規則的な時間帯を意識し、実践することは、髪にとって良いということは覚えておいてください。
AGA対策でとるべき栄養素とおすすめメニュー
AGAにすぐに効果を発揮する料理はありませんが、日々摂取することで頭皮環境の改善を促してくれる栄養素は存在します。代表的なメニューとともにご紹介しましょう。
AGA対策になる栄養素【たんぱく質】
髪の毛の主成分は「たんぱく質」ですから、その材料となる物を摂取しなければなりません。たんぱく質を構成するアミノ酸、中でも9種類の必須アミノ酸は、食べ物からしか摂取できません。
なお、たんぱく質には動物性と植物性がありますが、どちらか一方に偏るのではなく、バランスの良い摂取を心掛けましょう。
おすすめメニュー:鶏肉とピーマンの炒め物、豆腐野菜鍋、冷しゃぶサラダなど
AGA対策になる栄養素【ビタミンB6・ビタミンE】
ビタミンは、エネルギーの源になったり、体を作る原料になったりすることはありませんが、健康をサポートする役割を担っています。
ビタミンはA、B、C…と種類も豊富ですが、いずれも体の中で生成できません。
そのため、食べ物(あるいはサプリ)から摂取する必要があるのです。
中でも注目したいのは、皮脂の分泌を抑制してくれる働きがある「ビタミンB6」と、
血管を拡張する役割のある「ビタミンE」です。AGAの方は、この2つを率先して摂取するようにしましょう。
AGA対策になる栄養素【亜鉛】
カルシウムや鉄、ナトリウムなどのミネラルも人体では作れないので、食べ物から摂取しなければなりません。ちなみに、AGAの方に特におすすめなのは「亜鉛」です。
亜鉛は、髪の原料となるケラチンというたんぱく質を作るために欠かせないもので、
不足すると抜け毛を促してしまいます。食べ物にも含まれていますが、サプリで手軽に
摂取することもできます。