豆乳って育毛に有効?大豆イソフラボンの驚くべき効果とは
薄毛や抜け毛が気になっていませんか?
よく体に良いと言われる豆乳ですが「ダイエット効果」「美肌効果」といった美容効果だけでなく薄毛・抜け毛対策にも効果的と言われています。
この記事では、薄毛・抜け毛予防として、豆乳が実際にどのような効果があるかを解説していきます。
目次
豆乳は育毛に良い?
豆乳とは、大豆を水に浸してすりつぶし、水を加えて煮詰めた飲料水です。そのため豆乳は大豆同様に、育毛のみならず美容効果も高い食材としても注目されています。豆乳は栄養が豊富です。
薄毛・抜け毛予防の効果が期待できる「大豆イソフラボン」、髪の毛の主成分となる「たんぱく質」、血流の流れを改善し髪へ栄養が行き渡りやすくする「大豆サポニン」「レシチン」「ビタミンB群」「ビタミンE」などが含まれています。
豆乳の育毛効果に欠かせない“大豆イソフラボン”の効果とは?
豆乳は栄養が豊富で育毛にも効果的な飲料水です。豆乳に含まれる成分の中でも、育毛の観点で注目すべき成分は「大豆イソフラボン」です。
ここでも豆乳に含まれる「大豆イソフラボン」の効果について解説します。
男性薄毛の原因は「5αリダクターゼ」
日本皮膚科学会ガイドラインでも日本人男性の30%がAGA(男性型脱毛症)とされています。
このAGAの原因となるのが「5αリダクターゼ」といわれる酵素です。
男性ホルモンである「テストステロン」と結合することで「ジヒドロテストステロン」となり脱毛を促すことで、抜け毛を助長し、ヘアサイクルを乱し、薄毛を引き起こします。
豆乳の育毛効果に欠かせない“大豆イソフラボン”を抑制
大豆イソフラボンには、髪にハリ・ツヤを与えたり、新陳代謝を高めるといった効果の他に「5αリダクターゼ」の作用を抑制する効果があります。
これが豆乳は育毛や薄毛・抜け毛対策にも有効といわれる最大の理由です。
「5αリダクターゼ」の作用を抑制することで脱毛作用を引き起こす「ジヒドロテストステロン」の発生を防ぎます。
さらに、「5αリダクターゼ」の作用を抑制することで脱毛を防ぐといったメカニズムは、AGA治療のフィナステリドを使った治療とも同じメカニズムとなっています。
豆乳で育毛する際の注意点
ここでは豆乳を摂取する際の注意点について3点解説します。
豆乳で育毛する際の注意点【飲みすぎは注意】
豆乳は育毛にも効果的とはいえ、飲みすぎには注意が必要です。
1日に200mlが適量といわれています。飲みすぎることでかえって逆効果になる場合もあります。
また、豆乳に含まれる大豆イソフラボンには、女性ホルモンに似たエストロゲンが含まれます。
そのため、過剰摂取により「体型の女性化」「性欲の減衰」「生殖機能の低下」といった症状が発症する可能性もあります。
豆乳で育毛する際の注意点【カロリーの違い】
豆乳には「無調整豆乳」「調整豆乳」「豆乳飲料」が3種類あります。
これらは、それぞれ含有成分が違うためカロリーも異なります。
無調整豆乳
大豆を水に浸してすりつぶし、水を加えて煮詰めたもの。大豆固形分が8%以上、
大豆タンパク質換算値が3.8%以上。
調整豆乳
水以外にも砂糖や塩、油分や香料などが加えられているもの。大豆固形分が6%以上、
大豆タンパク質換算値が3.0%以上。
豆乳飲料
調整豆乳に対して更に果汁やコーヒーなどがブレンドされたもの。大豆固形分が4%以上のもの、大豆タンパク質換算値が1.8%以上。
調整豆乳や豆乳飲料は、無調整豆乳に比べ飲みやすくなっています。その分、砂糖や塩、油分、香料も含まれているのでカロリーも高くなっています。
健康や育毛のためといって、砂糖や塩、油分、香料の多い豆乳ばかり飲んでいては、逆効果になる可能性もあるので、調整豆乳や豆乳飲料の飲みすぎにはカロリーの面でも注意が必要です。
豆乳の育毛効果もAGA治療には及ばない
豆乳は美容、育毛にも効果的な栄養素が豊富に含まれています。
しかし、あくまで食材であることは忘れてはいけません。
豆乳に含まれる大豆イソフラボンには、薄毛・抜け毛の原因となる「5αリダクターゼ」の抑制効果があり、メカニズムもAGA治療だと説明しました。
しかし、AGA治療薬と比べれば効果は微弱です。
そのため薄毛や抜け毛の症状が気になる場合には、AGAクリニックに必ず相談をするようにしてください。
当院でも無料カウンセリングを実施していて、患者様一人ひとりにあったアドバイスや
治療が可能です。