AGA治療で濃くなった体毛には医療脱毛がおすすめ! | AGA治療専門「男たちの美容外科」(福岡・広島)

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AGA治療で濃くなった体毛には医療脱毛がおすすめ!

AGA治療と体毛の関係

AGA治療で使用される薬剤の特徴

AGAの治療では、脱毛の進行を抑え、発毛を促進するためにいくつかの薬剤が使用されています。それぞれの薬剤には異なる作用機序があり、自分の症状や目的に合ったものを選ぶことが大切です。ここでは代表的な薬剤の特徴を紹介します。

まず、フィナステリドはAGA治療の基本とされる薬剤です。男性ホルモンの一種であるテストステロンが、脱毛を引き起こす原因物質「ジヒドロテストステロン(DHT)」に変化するのを防ぐ働きを持っています。DHTの生成を抑えることで、抜け毛の進行を止める効果が期待できます。副作用は比較的少なく、初期の薄毛治療に適しています。

次に、デュタステリドはフィナステリドの進化版ともいえる薬剤です。DHTを生成する2種類の酵素(Ⅰ型・Ⅱ型)をどちらも抑制するため、より高い効果が得られることが特徴です。進行したAGAにも有効とされますが、性欲減退などの副作用が出る場合もあるため、医師の指導のもとで使用することが重要です。

そして、ミノキシジルは血流を改善し、毛根を活性化することで発毛を促進する外用薬または内服薬です。抜け毛を防ぐ薬剤と併用することで、より高い相乗効果を得られます。

体毛が濃くなるメカニズム

AGA治療は頭髪の成長には大きなプラス効果をもたらしますが、一方で「体毛が濃くなる」と感じる方もいます。その背景には、薬剤の作用が関わる複雑なホルモンバランスや毛包への刺激の違いが存在します。

体毛が濃くなる原因としてよく挙げられるのがミノキシジルです。ミノキシジルは血管拡張作用を持ち、毛包への血流を増やすことで発毛を促進します。この作用は頭皮だけでなく全身の毛包にも影響することがあり、特に内服の場合、腕や脚、髭などの毛が目立ちやすくなるケースがあります。いわば「毛が生えやすい環境」を全身的に作るため、敏感な部位の体毛が濃く感じられます。

医療脱毛とエステ脱毛の違い

医療機関で行う「医療脱毛」とサロンで行う「エステ脱毛」には大きな違いがあります。

それぞれの特徴を理解し、自分に合った方法を選びましょう。

まず、医療脱毛は医療機関(クリニック)で、医師の管理のもと行われる脱毛です。主にレーザー脱毛器を使用し、毛根のメラニン色素に反応して強力なエネルギーを照射することで毛母細胞を破壊します。これにより、長期的な脱毛効果が期待できます。医療脱毛は永久脱毛に近い効果が得られる点が最大の魅力です。

一方、エステ脱毛は美容サロンやエステサロンで行う施術で、光脱毛(IPL脱毛)が主流です。こちらもメラニン色素に反応しますが、医療脱毛に比べて出力が弱いため、効果は一時的であり、定期的な施術が必要です。また、医療行為ではないため、やけどなどの肌トラブルが起きた場合、サロンでは医療対応ができないというデメリットもあります。

総じて、医療脱毛は高い効果が期待でき、回数も少なく済むのがメリットですが、価格が高めになることが多いです。一方、エステ脱毛は手軽でリーズナブルなプランが多いものの、効果の持続性は低く、長期的に通い続ける必要があります。

医療脱毛のメリットとデメリット

長期的なコストパフォーマンス

近年、ムダ毛処理の方法として「医療脱毛」を選ぶ人が増えています。その理由の一つが、長期的に見た際の高いコストパフォーマンスです。

一見すると、医療脱毛はエステ脱毛や自己処理に比べて初期費用が高く感じられるかもしれません。しかし、医療脱毛は医療機関でのみ使用が許可されている「医療用レーザー」を用いるため、毛根にしっかりとアプローチでき、少ない施術回数で半永久的な脱毛効果が得られます。結果として、長期的にムダ毛のケアにかかる費用や時間を大幅に削減できるのです。

一方、カミソリや脱毛クリームなどの自己処理は、一時的に安価に感じても、数年単位で見れば意外とコストがかさみます。さらに、肌への負担が大きく、色素沈着や埋没毛などのトラブルを招くリスクもあります。医療脱毛では、医師や看護師の管理下で安全に施術を受けられるため、肌トラブルの予防にもつながります。

また、施術が完了すればムダ毛の処理にかける時間がほとんど不要となり、毎日のケアから解放される点も大きな魅力です。結果的に、医療脱毛は「美容への投資」として非常に費用対効果の高い選択といえるでしょう。

ムダ毛処理にかかる時間や費用を長期的に見直したい方は、医療脱毛を検討してみてはいかがでしょうか。

痛みや副作用のリスクについて

医療脱毛は、医療機関で行われるレーザー照射によって毛根を破壊し、永久的な減毛効果を得る施術です。高い効果が期待できる一方で、「痛み」や「副作用」といったリスクが伴うことも理解しておく必要があります。

まず痛みについてですが、医療脱毛では強力なレーザーを使用するため、光脱毛(エステ脱毛)に比べて刺激を感じやすい傾向があります。部位によって痛みの感じ方は異なり、特に毛が太く濃いワキやVIOなどは「ゴムで弾かれるような痛み」と表現されることが多いです。

ただし、医療機関では麻酔クリームや冷却装置を併用することで、痛みを大幅に軽減することが可能です。

次に副作用のリスクとしては、一時的な「赤み」や「ヒリつき」、「毛嚢炎(もうのうえん)」が挙げられます。これらは多くの場合、数日で自然に治まりますが、肌が敏感な方や日焼け後の施術ではリスクが高まることがあります。

また、誤った照射設定やアフターケア不足によって「やけど」や「色素沈着」が起こるケースもあります。

医療脱毛の施術方法と流れ

カウンセリングから施術までのプロセス

カウンセリングから施術までの流れ

医療脱毛は、美容サロンで行われる脱毛と異なり、医師によるカウンセリングが必須です。

  1. カウンセリング:
    • まずは、医師とのカウンセリングを行います。
    • 脱毛したい部位、脱毛の目的、肌の状態、アレルギーの有無など、詳しくヒアリングされます。
    • 施術方法や回数、料金についても説明を受け、疑問点があれば質問しましょう。
  2. 施術前の準備:
    • 施術部位の毛を剃ります。
    • 冷却ジェルを塗布し、肌を保護します。
  3. 施術:
    • レーザーや光を照射します。
    • 照射の際に痛みを感じる場合がありますが、冷却装置や麻酔クリームを使用することで軽減できます。
  4. 施術後:
    • 冷却パックなどで鎮静ケアを行います。
    • 医師からアフターケアの説明を受けます。

施術の注意点

  • 施術間隔:
    • 毛の生え変わり周期に合わせて、数週間~数ヶ月間隔で施術を行います。
  • 効果を実感するまで:
    • 個人差はありますが、効果を実感するには数回の施術が必要な場合が多いです。
  • 副作用:
    • 赤み、腫れ、やけどなどの副作用が起こる可能性があります。
  • 日焼け:
    • 施術前後の日焼けは、肌トラブルの原因となるため避けましょう。

医療脱毛は、永久脱毛に近い効果が期待できる安全性の高い脱毛方法です。しかし、施術を受ける前に、必ず医師に相談し、自分に合った脱毛方法を選びましょう。

施術後のケアと注意事項

なぜアフターケアが必要なの?

医療脱毛は、レーザーや光を照射することで毛根にダメージを与えるため、肌に多少の刺激を与えます。そのため、施術後は肌が敏感になっている状態です。適切なケアを行うことで、肌のトラブルを予防し、脱毛効果を高めることができます。

医療脱毛後のケア方法

  1. 冷却:
    • 施術直後、冷却ジェルやパックで冷やすことで、赤みや腫れを抑えます。
  2. 保湿:
    • 肌が乾燥しやすいため、保湿クリームをこまめに塗って、肌のバリア機能を保護しましょう。
  3. 清潔を保つ:
    • 施術部位を清潔に保つために、シャワーを浴びる際は、優しく洗い、ゴシゴシこすらないようにしましょう。
  4. 日焼け対策:
    • 紫外線は肌にダメージを与えるため、外出時には日焼け止めを塗るなど、しっかりと紫外線対策を行いましょう。
  5. 摩擦を避ける:
    • 施術部位をこすったり、強い力で擦ったりしないようにしましょう。

医療脱毛後の注意事項

  • 高温のお風呂やサウナを避ける:
    • 施術直後は、高温のお風呂やサウナは避け、シャワーで済ませましょう。
  • 激しい運動を避ける:
    • 汗をかいたり、体温が上昇するような激しい運動は、肌に負担をかけるため避けましょう。
  • 飲酒を控える:
    • アルコールは血行を促進し、肌の炎症を悪化させる可能性があるため、控えるようにしましょう。
  • 自己処理は避ける:
    • 毛抜きやカミソリなどでの自己処理は、肌を傷つける可能性があるため、避けましょう。
  • 予防接種を控える:
    • 施術後2週間程度は、予防接種を控えるようにしましょう。

医療脱毛後のトラブル

  • 赤み、腫れ:
    • 施術直後は、赤みや腫れが出ることがありますが、数日で落ち着きます。
  • かさつき:
    • 肌が乾燥し、かさつくことがあります。保湿をしっかり行いましょう。
  • 色素沈着:
    • 炎症が長引く場合や、日焼けをした場合に、色素沈着が起こることがあります。
  • 感染:
    • 施術部位を清潔に保たないと、感染を起こす可能性があります。

医療脱毛後のケアは、脱毛効果を高め、トラブルを予防するために非常に重要です。医師やクリニックの指示に従い、適切なケアを行いましょう。

体毛が濃くなりやすい部位とおすすめの対処法

胸毛や腹毛

AGAの治療で使用される代表的な薬のひとつに「ミノキシジル」があります。ミノキシジルは発毛を促す効果が科学的に認められており、多くの人が薄毛改善を実感しています。しかしその一方で、副作用のひとつとして「体毛が濃くなる(多毛症)」という症状が見られることがあります。これは、ミノキシジルが血流を促進し、毛根を活性化させる作用を全身にも及ぼすためです。

特に、胸毛や腹毛といった上半身の体毛が濃くなるケースが多く報告されています。ミノキシジルを内服している場合、成分が血液を通じて全身に循環するため、頭皮以外の毛根にも影響を与えるのです。こうした体毛の変化は、治療が効いている証拠でもありますが、気になる方も少なくありません。

対処法としては、まず医師に相談することが大切です。体毛の増加が気になる場合、薬の濃度や服用量を調整することで改善が見込めます。自己判断で服用を中止するのは避けましょう。また、外用薬タイプ(頭皮に塗るタイプ)のミノキシジルに切り替えることで、全身への影響を軽減できる場合もあります。

さらに、胸毛や腹毛が気になる場合は、家庭用脱毛器やサロンでの光脱毛などを利用するのもおすすめです。定期的にケアすることで、見た目の印象を自然に整えることができます。

医療脱毛クリニックの選び方

信頼できるクリニックを見つけるコツ

医療脱毛クリニックの選び方でまず注目すべきは、医療資格を持つスタッフが常駐しているかという点です。医療脱毛はレーザーを使用するため、医師の管理のもとで安全に施術を受けることが欠かせません。また、AGA治療を並行して行っている場合、ホルモンバランスや薬の影響を考慮した施術が求められるため、カウンセリング時にしっかり相談できる環境が整っているかも確認しましょう。

次に、使用している脱毛機器の種類や実績もチェックポイントです。男性の硬毛に対応できる高出力レーザー(アレキサンドライトレーザーやYAGレーザーなど)を導入しているかどうかは、効果に直結します。

さらに、料金体系の明確さとアフターケアも重要です。追加費用の有無や肌トラブル時の対応など、信頼できるクリニックほど丁寧に説明してくれます。

AGA治療と医療脱毛の両立には、専門的な知識と経験が不可欠です。安心して任せられるクリニックを選び、清潔感のある理想のスタイルを目指しましょう。

まとめ:AGA治療と医療脱毛の両立で快適な生活を

AGA治療で薄毛を改善し、同時に医療脱毛で気になる体毛を減らすことで、より自信を持って生活できるようになります。

AGA治療と医療脱毛の両立は、個人の状況や希望によって最適な治療法は異なります。そのため医師とよく相談し、自分にとって最善の選択をしていくことが重要になります。

治療できる病院

この記事を監修した人

宮部 崇(みやべ たかし)医師

宮部 崇 写真

日本麻酔学会 専門医/日本臨床麻酔学会 会員/日本医療毛髪再生 研究医/日本抗加齢医学会 会員

1999年 佐賀医科大学卒業。麻酔科医の傍ら、積極的に美容医療へも携わり知識と経験を蓄積。2006年男たちの美容外科・ドーズ美容外科総院長に就任。2014年に医療法人一之会を設立し、理事長に就任。薄毛の種類を見極め、患者様に最適な治療法を提案。最先端の薄毛治療から再生医療まで常に新しい治療に興味を向け、男性専門の発毛治療の普及に尽力。

宮部 崇 プロフィール

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