パーマではげるは本当か?髪の毛と頭皮に与える3つ影響とは?
パーマをかけるとはげていく。一度は聞いたことがないでしょうか?
パーマと言えば、イメチェンやオシャレといったイメージがありますが、それによってはげになるということであれば、パーマを躊躇する人も多いんじゃないでしょうか?
この記事では、パーマとはげの関係性について解説します。
目次
パーマではげるのか?
結論から説明すると、はげる可能性は非常に高いです。ここではパーマをかけることにより髪の毛にどのような影響があるのかを解説します。
パーマのはげへの影響【髪の毛が細くなる】
パーマをかける過程で、一度キューティクルを開くことになります。
そのため、髪の内部のタンパク質などの栄養などが流れ出てしまい髪が細くなります。また、ダメージを受けた髪の毛は切れ毛の原因にもなり、薄毛の進行を早めることになります。
パーマのはげへの影響【頭皮へのダメージ】
パーマをかけると必ず頭皮のダメージがあります。
なぜならパーマ液がどうしても頭皮に付いてしまうからです。
パーマ液には強いアルカリ性のチオグリコール酸や臭素酸ナトリウムなど、毒性の強い薬剤が含まれます。パーマ液には、アレルギー反応を起こす化学物質が含まれているものが多く、人によってはパーマ液が頭皮に付着することで炎症を起こす場合もあります。
このようにパーマをかけ続けることでダメージは確実に蓄積していき、薄毛を進行させます。
パーマのはげへの影響【薄毛に気づきにくい】
薄毛を隠すためにパーマをかけている人も多いのではないでしょうか?
パーマをかけることで髪に見た目のボリュームが増すため、薄毛を隠すこともできます。
しかし、他人からも分かりにくいのと同時に、自分でも気づくにくくなり、想像以上に薄毛が進行している可能性があります。
パーマではげる原因
パーマではげる原因として、パーマそのものの仕組みが関係します。
パーマ液には1剤と2剤があります。
1剤では、システインやチオグリコール酸といった成分が含まれていて、髪の毛を形成しているシスチンの結合を切断させます。
そして、ロットに巻きつけるなどして髪の毛をカールさせます。
その状態で2剤をかけ、その酸化作用で中和させ、シスチンを再結合させます。
このように、髪の毛の結合を無理やり切断することが、髪の毛にダメージを与えることになります。
また、パーマ液自体が毒性であるために頭皮へのダメージも大きいです。
パーマではげないための対策
パーマとはげを理解している美容院を選ぶ
美容院や美容師によっては、パーマの持ちを重視するあまり強い薬剤を選んでいたり、頭皮への負担が大きな安価な薬剤を使用している可能性があります。
何を重視してパーマしているのか、しっかり美容師に確認して美容院を選択することは大切です。
ドライヤーでしっかりと乾かす
髪の毛をしっかりと乾かすことは大切です。
髪の毛が濡れていると、頭皮環境を悪化させ細菌が繁殖します。
パーマでダメージを受けている髪の毛に、さらにダメージを与えることになりかねないです。
薬用・育毛用のシャンプーを使う
パーマ後は頭皮や髪の毛にダメージが加わっているので、頭皮や髪の毛に優しいシャンプーを使うことが重要です。
通常のシャンプーであれば、洗浄力が強い分、必要な皮脂まで洗い流してしまいます。
そのため、薬用・育毛用といったアミノ酸系のシャンプーを使いましょう。
関連記事:育毛シャンプーって薄毛に効くの?市販でおすすめの男性用の育毛シャンプーの種類や効果について
育毛剤を利用する
育毛剤を薄毛改善の治療薬のように捉える人が多いですが、育毛剤は頭皮環境を整えるものであり治療薬ではありません。
特にパーマ後はダメージが加わっていて、頭が乾燥しやすい状態にあります。
そのため、育毛剤で頭皮環境を整えることは有効な手段といえます。
関連記事:育毛剤って本当に効くの?市販の育毛剤おすすめ人気ランキング10選
薄毛が気になるならAGA治療がオススメ
薄毛を改善するならAGA治療が一番です。
パーマによる薄毛の影響を感じているようであれば、早期に治療を受けるのがオススメです。薄毛の症状は基本的に進行性の症状であるため、早期の治療がもっとも効果的です。
当院でも、薄毛の専門医による無料カウンセリングを行っているので、是非この機会にご利用ください。
無料カウンセリングはこちらをクリック