「百害あって一利なし」と言われる喫煙。喫煙者はがんや心臓病などの病気にかかりやすく、死亡率も吸わない人と比べて高くなると言われています。
また最近では、タバコの価格の引き上げなども影響して本気で禁煙を考える人が増えてきています。
当院では医師の指導のもと、ニコチンパッチやニコチンを含まない処方薬などを用いて禁煙をしていただきます。
喫煙による影響
- ビタミンC破壊
- わずかタバコ2本の喫煙で、1日に必要な量のビタミンCがすべて失われてしまいます。ビタミンCが不足すると、お肌の老化も早まります。
- 新陳代謝の低下
- タバコの主成分であるニコチンにより、新陳代謝が悪化し、お肌のしわ・たるみ・くすみ・かさつきなどの症状が出やすくなります。
- 髪への影響
- 血液循環の悪化と血液中酸素の減少により、毛髪の成長を促す毛乳頭に十分な血液や酸素が届かなくなり、薄毛の原因ともなります。
治療内容
初診時は医師の診察、看護師からの説明を受けて頂きます。(約20分間)
再診時からは10分程度のお時間を頂きます。
- カウンセリング
- ■問診:呼吸器症状有無(咳、たん、息切れなど)、通院中の病気の有無、最初に吸った年やその時の感想、以前の禁煙経験、今回禁煙したい動機など
■禁煙補助剤の説明(ニコチンパッチ処方有無、パッチの種類の決定)注)ニコチンパッチを使用できない方もいらっしゃいます:
非喫煙者、狭心症・心筋梗塞後(発症後3ヶ月までは使えません)、重い不整脈、心臓の手術後脳卒中直後の人、本剤の成分に過敏症の既往のある人 - 測定
- ■血圧測定
■呼気中一酸化炭素の測定
(スモーカライザーという機械で、吐いた息に含まれる一酸化炭素の量を計ります。)
■呼吸器症状がある場合は呼吸機能検査
医師の指導に従って下さい。