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Jun022015
こんにちは~雑賀です。
日曜日はお天気だったので、友達のおうちでBBQをしました~。
この時期はさして暑くもなく、BBQにはもってこいですね。
さて、今日は、すこし真剣なお話をさせていただきます。
日曜日BBQの帰りに、車(軽自動車と普通乗用車)の衝突事故を目撃しました。
私が横を通りかかったとき、まだ、救急隊員が到着しておらず、一般市民の方と警察がCPR(心肺蘇生)しておりました。
ここで、私、医師として、駆けつけるべきか否か悩みましたが、医師としてではなくとも、人手がいる可能性を考慮し、駆けつける決意をしました。と同時くらいに救急車が到着。
一応、バイタルの確認しましたが、すでに心停止状態。おそらくハンドル外傷が予測されたのでそのまま気道確保のち、心肺蘇生継続。救急隊到着により、マスク換気開始。AED使用。
も、意識は戻らず・・・。
田舎のため、ドクターヘリを待つため、別の場所へ救急車で搬入・・・。
その後はプロの方にお任せ。
そして、気にはなるものの、調べようがないため、もんもんとしておりましたが、ニュースでお亡くなりになられたことを知り、何とも言えない絶望感・・・。
この感情は久しぶりです。
研修医のころよく感じていた感情です。私は実際この感覚に慣れることができず、人の死から少しでも遠い科を選んだわけですが、人の命を救うことのむずかしさを改めて痛感。
結局、私のしたことと言えば、マスク換気と、救急隊員から求められた、挿管と静脈注射の指示だし程度・・・。ほんと、役に立たない医者です・・・。。
人の生き死にをコントロールすることは神様でない限り難しいですが、ですが、医師になった以上、少しでも助かる命は救いたいと思うのです。それがまた、おこがましくもあるのですが・・・。
やはり、医師として、知識のなさや、経験不足は罪であると思う今日この頃。改めて、しっかり勉強しようと思いました。
と、ここで皆様にもお伝えしたいのは、くれぐれも交通事故には気を付けてください。
うっかりミスが、命取りになります。
今回は、他の方々は軽症で済んだようでしたが、人ひとりの命が車によって奪われたのは間違いありません。
そして、車はできるだけ大きな車に乗りましょう。他軽症者はランドクルーザーに乗っていた方です。お亡くなりになられた方は、軽自動車です。
確かに軽自動車のほうがはるかに安いですが、事故をしたときの死亡率ははるかに高い!!人の命にはかえられません。
そして、そして、今回すごいなと感じたのは、私の到着時にはすでにしっかりと心肺蘇生が始まっていました。一般市民の方の意識の高さに感服しました。
念のため、ここでおさらいです。
呼吸停止、心停止している方を発見した場合、迷わず心臓マッサージをしてください。人工呼吸は今はしなくてもよいことになっています。とにかく、胸の真ん中あたりを強く、早く押してください。
そして、人を集めて、疲れたら交代しながら救急車を待ってください。
今回は、助かりませんでしたが、この初期対応の速さで助かった方もいらっしゃいます。
いつ何時、自分の身にこのような状況に遭遇するやもしれません。その時、少しでも迅速に動けるように日頃から、おさらいをしておいてくださいね。
もう一度言いますね。
みなさん、くれぐれも交通事故に遭わないよう気を付けてくださいね。
結局、
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