AGAってどんな症状?よく耳にするAGAって何?その原因と対処法について
ここ数年、CMやニュースなどを中心によく耳にするようになった「AGA」。
ところが、「薄毛に関する用語であることはなんとなくわかるけど、細かいことはあまりわからない」という人が多いのが現状です。そこで今回は、AGAの基礎知識をわかりやすくご紹介します。
症状について正しい知識を持ち、気を付けなければいけないことや対処法を知ることで、いざ自分に症状が現れたときにしっかり対処できるようにしましょう。
「AGA」の症状と進行パターン
AGAは「Androgenetic Alopecia」の略で、「Androgenetic」(雄性発生の)と「Alopecia」(脱毛症)という2つの単語を合わせて「男性型脱毛症」という意味になります。成人した男性に見られる「進行性の薄毛」の総称とお考えください。
症状が現れるのは、おでこの生え際と頭頂部で、どちらか一方だけでもAGAの可能性が
あります(両方に症状が現れるケースもあります)。
AGAの最大の特徴は進行性があること。
つまり、初めて気付いたときは生え際だけでも、時間経過とともに頭頂部まで薄毛に
なるケースが多く見られます。
なお、AGAの進行にはいくつかのパターンがあり、類型化されています。いずれも、進行の度合いによってステージが決められているため、AGAの治療は「患者のパターンとステージを明確にする」ところから始まります。
AGAの症状は日本人男性3人に1人の疑いあり?
では、AGAに悩んでいる人はどれくらいいるのでしょうか。
少し古いデータですが、2004年に発表された「日本医事新報」の「日本人成人男性に
おける毛髪(男性型脱毛)に関する意識調査」によると、AGAとされる人数は全国で1,260万人に達するということです。
これは、日本人の20~69歳の成人男性の総数である約4,200万人の30%もの割合で、
AGAが非常に身近であることを示しています。
ただし、AGAの潜在患者数が1,260万人であるのに対し、頭髪について気にかけている人は800万人。さらに、頭皮のマッサージを開始するなど、何らかの行動を起こした人は650万人に過ぎません。潜在患者のうち、約半数は何ら対策をしていないということになります。
AGAの症状は髪の成長サイクルの短縮化
一口に脱毛といっても、さまざまなケースがあります。
AGAが引き起こす脱毛の大きな特徴として、おでこの生え際と頭頂部という限定された
部位で発生することが挙げられます。そのため、頭部のどこでも起こりうる円形脱毛症や脂漏性脱毛症、薬剤による脱毛は、AGAとは区別されます。
毛髪は一般的に3~4ヵ月の休止期を経て成長期を迎えますが、その期間はおよそ2~6年とされています。AGAの場合、この成長期が数ヵ月から1年程度と短くなってしまうため、毛髪がしっかり育つまえに抜けてしまうのです。
ただし、AGAの場合は、薄毛の状態が進行していても毛包は残っているケースがほとんどです。毛を産生する毛包が残っている限り、短くなってしまった成長期を伸ばすことで、髪を復活させることができるのです。
AGAの原因と治療法とは?
毛髪の成長期を阻害する要因、いわばAGAの原因として真っ先に挙げられるのが
「DHT(ジヒドロテストステロン)」です。この男性ホルモンの一種の影響で、
健全なヘアサイクルが阻害されてしまいます。
しかし、AGAの原因はこのDHTだけに限りません。遺伝の影響やストレス、食生活を含む生活習慣など、さまざまな原因が絡まり合っているからです。
「男たちの美容外科」では、治療を始めるまえに主原因をしっかり突き止め、
患者様一人ひとりに合った治療法を提案します。
その方法は、内服薬、外用薬治療、注入治療が中心ですが、そのほかの治療法や、
それら複数の組み合わせによるアプローチも行ってきました。また、新しい治療法の研究や独自の治療薬の開発なども進めています。
その成果は、患者様の99.5%という高い発毛実感率となって表れていますので、
AGAにお悩みの方、頭髪に心配がある方はぜひ一度ご相談ください。
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